僕自身が(主観・客観的に)すごい結果を出せたわけではないので、話半分で聞いてください。
信頼できる指導教官を探そう
- 指導教官は研究技術の指導だけではなく、研究活動全てについて相談に乗ってくれます。
- 定期的に相談しましょう。話せる関係を築きましょう。
- 可能であれば、週一くらいのペースで相談するのがオススメ。
- 一週間の進捗をパワポ等にまとめて相談。進捗が出ないなら出ないでそれも相談。
- 先生は忙しいので一週間前の話は忘れます。コンテキストと内容はセットで提示しましょう。
信頼できる仲間を探そう
- ラボのメンバーだけではなく、大学内外含め多様なコミュニティに繋がりを持とう
- 一つの組織だけだと考えが凝り固まりがちだし、その組織に依存しがち。
- この世界はアカデミアだけではないよ
- 僕は自分から能動的にはできなかった。反省と後悔が大きい。
みんなで議論する、自分で責任を持って実行する
- 一人で悶々と考えて得られるアイデアもあるけど、人の集まりの中で得られるアイデアは多分にある
- チームでしか進められることも多分にあるけど、最後のひとふんばりは責任ある自分が自ら押し進める
健康第一
- 心身が健康でないと深く思考できない
- covid-19感染によるブレインフォグは本当につらかった
- 進捗が出ない→ストレス→寝られない→進捗が出ない→ストレス→…の悪循環
- 眼精疲労もつらかった 頭痛や吐き気に悩まされた
- 定期検診・病院には行こう
- 課程中ずっと咽頭痛でうまく話せなかったし今も慢性的に痛い。色んな診断がついたけどよくわからないままである
- また、ずっと胃も痛く、ストレスからくるだと思ってたらピロリ菌に感染していた。ただ、除去した後も、博士号を取るまで改善しなかった。
- よく寝る
- 集中できる時間を増やす。
- fitbit等で眠りを可視化し、フィードバック制御する。
- 定期的に運動する
博士課程の目標は柔軟にしてもよい
- 当初の目標は高く掲げたが、後に、卒業すること、に下げた
- 目標が高すぎると、どんな進捗も大したことがないように感じられ、自身を苦しめた
- 人によって面白いと思う研究は違う。自分にとって大したことがないように思えても意外に評価されたりするので、色々と試行錯誤した結果についてこまめに指導教官やチームとおしゃべりしよう。
- 逆に初めからlow hanging fruitにするのはせっかくの博士課程の期間がもったいない。目標設定のバランスは難しいね。
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褒める・感謝する・ニコニコする
- どんなにだめでもまず褒める。なにかしてもらったら感謝する。思うだけではなく、言葉や形で示す。
- 多少しんどくても人の前ではニコニコする。相手に心を開いていることをきちんと示す。
- 無論、辛くてだれかに相談するときにはニコニコしなくていい。
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ref: めっちゃ褒めてくれる
成果を出す
- 自分をストレスから守ってくれるのは成果・業績のみ。成果を出す。
過度に責任・ストレス・プレッシャーを感じない
- もし1つでも成果があるのであれば、過度なプレッシャーを感じなくてよい。淡々と研究し、論文を出しましょう。
- 定期的に指導教員に相談しましょう。助けを乞いましょう。無理して机の前に居続けず、定期的に息抜きをしましょう。他の人と話しましょう。
- PFN岡野原さんでさえ苦しんだらしいので、無理せず、焦らず、淡々と。
- ref: 博士論文を書くのは想像を絶するほど苦労する, 博士生活振り返り: DO++
一番難しかったのがモチベーションの維持でした。もし、3年間やる気を全開にし続けられたら、10倍ぐらいの成果がでていたでしょう。実際はやる気が全くでない時期、パソコンを開いても全く論文が書けず、実験ができない時期というのがよくありました。
また、欝とまではいかないですが、言い知れぬプレッシャーと戦ってました。自分がやらなくても誰も何も言わないし、何をいつまでどのようにやるか全部自分で決められる、というのは最初はいいなぁと思ってましたが、途中からこれは何と厳しいことかと思いました。人の心は弱いので、こうした状況では何もしない楽な方向にまずいきます。そして研究が進まないことに不安になります。
プロジェクトという制約の中でやりたいことを見つける
- 「何やっても良いから何かやって」と言われて、何かできる人は少ない。
- ある程度の制約条件をベースに物事を考えることは大事。
- 無論、不合理・理不尽な制約条件は排除するよう動きましょう。
- ref:
やってごらん
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岡本太郎氏の言葉:
いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこにとびこむんだ。やってごらん。
- 僕が大学時代からモットーとしている言葉です。
- よく足元を固めて、やってみると、おもしろいかもしれません。