おんぷの日記

The Emergence of Agentic Coding

Posted at — Jul 20, 2025

Claude Codeの正式リリースから約1ヶ月。opusのモデルのコーディング性能もさることながら、cliとしての使い勝手、$100/$200 定額プランなどを理由に爆発的な人気が出た。 gemini-cliやkiro.devも登場したものの、性能面ではClaude Code一強という昨今。 zenn.devやqiita.comには毎日Agentic Coding/Vibe Codingに関する記事ばかり溢れている。

現在の個人的な印象を記録しておく。半年後には全然違う世界が開けているだろうから楽しみだ。

世間的にはCLAUDE.mdをどのように記述すればよいか、というノウハウを溜めるフェーズらしいが、どうせすぐに陳腐化する。 mizchiさんレベルで突き詰めていくのはmake senseだが(see: https://aoai-ai-coding.mizchi.workers.dev/, https://github.com/mizchi/similarity/, https://github.com/mizchi/lsmcp)、CLAUDE.mdの書き方なんて工夫しても仕方ない。 ついこないだprompt engineeringなるワードが流行って、AIの進化とともにすぐ廃れたところだ。 CLAUDE.mdに従ってくれない~なんて愚痴はナンセンスだと思う。そういう仕組みになってないんだから。 そのうちAIモデルの進化、ないしclaude code自体の新機能として実現される。 現状のAIのコーディングレベルは俯瞰的な視点がなく、言われたことに対してパッチワーク的に実装するしか能がないため、手のかかるジュニアレベルだというのは誰もが言うところであるが、その程度のポンコツにどれだけ大きいタスクをたくさん委譲できるか、に苦心しても、その分レビューが大変になるだけである。 今はCLAUDE.mdに凝るのはグッと堪えて、必要最小限の設定で、Claude Codeをしばき倒すフェーズだと思う。 AnthropicやGoogleは社内にもっとよいagentを保有していると用心すべきで、きたる次世代のagentに備えるとよい。

ロボットエンジニアとしてはそれほどキャリアを心配していない。むしろコーディングが楽になってありがたい。 今後は、コーディングそのものは重要視されなくなる一方で、ソフトウェアの質をどう担保していくか、とかアルゴリズムを生み出していけるか、とか、より高い専門性が求められていくようになる。 僕自身は、AIではなく、自身の脳・身体の老化との戦いの方を懸念している。 色んな意味でフィジカルがより重要になっていく。